双日株式会社
代表取締役社長 藤本昌義 様

皆さま、こんにちは。 
社長の藤本でございます。

皆様とは新年会以来となりますが、改めて、ニチメン東京社友会におかれましては、石原会長を始め事務局の方を含めた皆さまに、社友会の運営など多大なご支援を頂いており、この場をお借りし厚く御礼申し上げます。

まずは昨今の当社の状況について報告をさせて戴きます。
今年も4月に新入社員が入社しました。今年の新入社員は123名にのぼり、社内に溌剌とした若いエネルギーをもたらしてくれています。
変化の激しい時代において、双日のこれからを背負って立つ若者の感性にも多いに期待しておりますところです。

この新入社員123名のうち、55名が女性です。
当社の女性活躍に向けた取り組みが評価され、女性活躍推進に優れた上場企業が選定される、なでしこ銘柄に3年連続で選定されました。
これは商社では初、ということでございます。

仕事に求められる厳しさは変わりませんが、社員が活き活きと能力を発揮できるように、またそうして優秀な人材を確保し、会社の力を継続的に上げていけるように女性活躍推進のみならず、働き方改革にも当社も積極的に取り組んでおります。

さて、先日5月8日には2018年度通期決算の発表を行いました。
2018年度の当期純利益は、前年度比136億円増の704億円となり、過去最高益を更新しました。

新中期経営計画2020では来年度2020年度末に当期利益750億円の達成を目標としており、2年目の今年、2019年度は当期利益720億円を目標に据えています。

これまでのところ経過は順調ではありますが、米中貿易摩擦や、混迷を極めるイギリスのEU離脱問題、再び緊迫感を増す中東情勢など、世界経済は不安定感を増しており、引き続き気を引き締めて舵取りにあたる所存でございます。

6月20日には双日としての16回目となる定時株主総会を開催し、お蔭さまで無事に終了いたしました。
皆様の中にも、双日の株主の方が数多くいらっしゃるかと存じます。
この場をお借りし、改めて御礼を申し上げる次第です。

双日発足から16年が経過していますが、5月にはバングラディッシュのハシナ首相が来日された際に、安倍首相主催の首相官邸での晩餐会に私もご招待を頂きました。
また、同じく5月には在日アメリカ大使館でのトランプ大統領主催のレセプションに招待され、トランプ大統領と直接話をする機会もありました。
招待された日本企業は限られておりました中に、当社が出席しているという事は、経済界における当社のプレゼンス・認知度も確実に向上してきているという事でもあると思います。

平成の時代が幕を閉じ、5月1日から元号が「令和」となりましたが、社友会の皆様の元気とご声援を頂き、それを糧に、新たな時代においても双日が益々成長する姿を皆様にも引き続きご覧頂けるよう、我々も引き続き努力して参りますので、引き続き双日の成長にご期待、ご支援をよろしくお願い致します。
以上をもって、私の挨拶とさせて頂きます。

御静聴、ありがとうございました。