会長 石原 啓資

新年明けましておめでとうございます。

本年も会員の皆様方と共に新年を迎えることができ、この上ない慶びです。
本日は新年早々ご多忙の中、双日株式会社様から、藤本社長様はじめ多数のご来賓の皆様方にご出席を賜り、心から御礼申し上げます。

さて、本年2020年は、何と言ってもオリンピックイアーで日本中が大いに盛り上がるのではと期待しています。私事で恐縮ですが、56年前の東京オリンピックでは、中学一年生で聖火が沿道を通るとのことで、ブラスバンドに所属していた私は「若い力」と云った曲を
演奏した記憶が鮮明に残っています。皆様方も、おひとりおひとりそれぞれ異なった記憶をお持ちかと推察いたします。本年のオリンピックでも、新たな楽しい思い出ができることを期待しています。
世界に目を向けると、米中経済戦争が一休みになり若干安堵していましたが、年末米国とイランの間で緊張感が高まり大事にならぬよう祈る次第です。11月には米国の大統領選挙が
行われます。民主党が勝利すれば、世の中の流れが変わるのかと思いますが、強固な候補も見つからずトランプ大統領の再選になるのではと推測いたします。
イギリスのEU脱退も方向性が明らかになり、合意なき脱退か、条件を整えた脱退かの二者択一になり決着を見守って参りたいと思います。

経済的には、少し先行き不安感が拭えぬ状況ですが、「子年は繁栄」との格言があり、経営者の皆様方の日経平均予想額では25,000円以上の高値を示された方が多く、順調に株価は上昇するとの見方でした。然しながら、オリンピック後の景気後退を危惧すると指摘されるアナリストも多数おられ、まだら模様の一年になるのではと思う次第です。斯様な不透明な景気状況下、双日株式会社もご苦労されていますが、期初発表の純利益据え置き720億円を達成すべく役員、社員一丸となってご努力されているとお聞きしています。是非達成されるよう社友会としても応援をさせていただきたいと思っています。

今日のご挨拶では政治に関して触れないよういたします。

この社友会は、皆様方のご支援をいただき本年で15回目の新年を迎えることになりました。世話人会も全員が第二世代となり運営を行っています。この場でお伝えしなければならない出来事が昨年末に生じました。昨年まで世話人会の顧問としてアドヴァイスをいただいていた大山顧問がご逝去されました。癌と診断され入院、手術をされ退院後ご自宅で治療を行っていたとお聞きしていましたが、突然帰らぬ人となられたとの報告を受け誠に無念の極みです。大山様には社友会設立以来世話人会、監事、顧問と長年にわたりご尽力を頂き多大なご貢献をいただきました。ご冥福をお祈りいたしたいと思います。

会員の皆様方の交流を活性化するために、「庭園めぐりウオーク」を実施しています。昨年10月10日に飛鳥山公園、西ヶ原一里塚、旧古河庭園、六義園、とげぬき地蔵を回りました。
会員の方々と世話人有志計14名でウオーキングを楽しみました。
本年も5月15日(金)庭園めぐりウオークを計画しています。是非多数のご参加をお願い申し上げます。
また、社友会のホームページもご利用いただき会員間の交流が益々活性化されることを期待しています。

最後になりましたが、社友会会員の皆様方が本年一年間ご健康で過ごされること、双日株式会社が益々ご発展されることを祈念し私のご挨拶とさせていただきます。

ご清聴ありがとうございました。