月例句会日: | 毎月第4・水曜日18:00~ |
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会場: | うすけぼー昭和通り店(元NM日本橋分室の昭和通り筋向い) |
投句: | 3句(兼題1句+自由題2句)/人 |
会費: | ¥3,500 /人 (飲食費+事務費の合計です。) |
連絡先: | 宇治田 薫 |
「俳句の会」いろは句会
佐藤 英二
長寿の「いろは句会」句集を今回もお届けします。当句会は本年3月に第389回を終了し、「継続は力」の言葉通り地道に活動しています。
2020年1月以来、急激に感染が広がった新型コロナウイルスの影響で、メンバーが直接顔を合わすことが出来ずメール交信という形式での句会が既に2年半となりました。いずれは従来通り対面形式でという期待を持ちながら、月に一度会員同士で切磋琢磨しております。
俳句に少しでも興味のある方、始めてみたいと思っている方、老若男女問わず大歓迎ですので、社友会編集部にご連絡ください。
今回は昨年10月〜本年3月の間の各人自薦3句をご披露致します。(氏名は50音順)
踏青やハミングしたる十八番 春光に蹌踉めきて立つ麒麟の子 年毎に道遠くなる墓詣で |
宇治田薫風 |
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おさな子のよちよち歩き青き踏む 川岸の夕日に染まる草紅葉 赤頭巾並ぶ地蔵の冬めけり |
久保田悦子 |
朝刊の配達の音朝寒し 境内に人影見えず除夜の鐘 子らの声なき節分や令和の世 |
佐藤 英二 |
日脚伸ぶいつもの道のいつもの樹 冬晴れや雑に大きく窓を拭く 銀杏散る黄葉敷きつめる通り道 |
下川 泰子 |
人訪はぬ古き小社に初詣 八本のオール揃ひて春光る 散り敷きてなほ真つ盛り金木犀 |
福島 有恒 |
玉砂利をファーストシューズ初参 裏木戸は傾いだままに花八つ手 冬日影ストリートダンサーひとり |
藤野 徳子 |
古里の山河は優し青き踏む 寒紅やきりりと巫女の束ね髪 冬日浴び笑ふたような野の仏 |
堀部 暁 |
春光や毬蹴る子らの声高し 何事も無きが如くに沈丁花 枯れ蓮の映る池の面宮参り |
山田 珠真子 |
以上
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