双日株式会社
代表取締役社長 藤本昌義 様

年が明けてから少し日が経ってしまったタイミングではございますが、皆さま、新年明けましておめでとうございます。

今年も諸先輩方の前でご挨拶申し上げる機会を頂き、誠に有難うございます。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

ニチメン東京社友会におかれましては、石原会長を始め 事務局の方を含めた皆さまに、いつも社友会の運営など多大なご支援を頂いており、改めましてこの場をお借りし厚く御礼申し上げます。

さて皆様、今年の元旦の実業団ニューイヤー駅伝は皆様ご覧になりましたでしょうか?ニューイヤー駅伝のテレビ放送において、当社の企業広告を放映しました。

実は昨年10月以降、双日の企業広告をテレビでも放送しています。テレビ朝日で毎週火曜日の夜7時から、「林修の今でしょ」という番組のコマーシャルで放送しています。
同番組が特番でお休みの際は、土曜日の夜7時からの「池上彰のニュース そうだったのか」のコマーシャルで放送されていますので、是非ご覧下さい。

企業広告のコンセプトは「発想を実現する会社」です。

世の中の変化は勢いを増しており、当社の機能・役割もその変化についていかなければなりません。その為にも社員一人一人の、これまで培った経験と、柔軟な発想を結びつけて、価値ある新たなビジネスを実現していって欲しいと思っています。

当社の状況を報告致しますと、昨年11月に第2四半期決算を発表致しましたが、第2四半期までの当期利益は、前年同期比99億円の増益の371億となりました。

石原会長のお話にもございましたが、通期の見通しを630億円から700億円に上方修正し、最高益を更新する見通しです。

ここまでは順調に推移しておりますが、申し上げるまでもなく、米中(べいちゅう)貿易(ぼうえき)摩擦(まさつ)の動向を含め、世界情勢は先行きが不透明になってきておりますので、決して気を抜かずに引き続き取り組んで参ります。

今年の干支は十二支(じゅうにし)の十干(じっかん)において「己(つちのと)亥(い)」となります。
「果実が種子となり、エネルギーを蓄えて次の世代へと向かう準備をする」という意味の年です。

中期経営計画最終年度の目標を達成し、POST中期経営計画で1,000億円を目指せる体制としていけるかどうかは、中期経営計画の2年目の今年、優良な資産を確りと仕込んでいけるかにかかっており、今年は勝負の年です。

事業環境の先行きが読みにくい状況ではございますが、中期経営計画2020の目標を確実に達成できるよう、全社一丸となって邁進する所存です。
諸先輩方が築き上げられた資産、ビジネス、人脈などの基盤を、しっかりと引継ぎ、この双日をさらに成長させるために、今年も引き続き努力して参りたいと思います。
今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願いいたします。

以上をもって、私の挨拶に代えさせて頂きます。