会長 石原 啓輔

新年明けましておめでとうございます。
皆様も穏やかな新年をお迎えのことと思っております。

本日はお寒い中、かくも大勢の皆さん方、161名の出席を頂きまして、本当に有難うございます。
また、双日株式会社様からは、佐藤社長様はじめ、21名の役職員の皆さん方に御出席賜わりました。本当に有難うございます。

本年2017年は酉年ということで、格言的に申し上げますと「騒ぐ」ということですが、昨年からもう既に騒がれておりまして、イギリスのEU離脱、次期アメリカ大統領にトランプさんが選出、ということで、大いに騒がれております。
特にトランプさんは選挙戦で、大幅減税、多額のインフラ投資ということで、インフレ政策を行なうということですから、株価、金利等々が上がって、アメリカ・日本では株が上がって来ている、という状況が続いております。
しかしながら、期待先行で進んでおりますので、何かマイナス点が起これば、何が起こるかわからない、ということで、今年の騒ぎは昨年以上の騒ぎになるのかな、という心配をしております。

また、ヨーロッパの方では、4月にフランスの大統領選挙、9月にはドイツの連邦議会の選挙、ということで、昨年から続いております保護主義、自国第一、と言った動きが加速されるのか、それともブレーキが掛かるのか、この二つの選挙は重要な意味合いを持っているのではないのか、ということで、本年の騒ぎの原因になるのかな、という心配もしております。

かような厳しい世界状況の中で、双日株式会社様には順調に収益を上げられ、株価も300円前後に上がって来ております。
これも、佐藤社長様はじめ皆さん方の御努力の賜物だ、ということで、まことに尊敬させて頂く次第です。

ところで、我がニチメン東京社友会につきましても、皆様方に大変ご協力頂きまして、当時私が会長に就任した時には、会員数が減少して歯止めが中々掛からなかった、という状況でございましたが、新しく新会員も迎え、何とか会員数を維持出来るような状況に近づいて来ております。引き続き皆さん方の御協力を切にお願い申し上げます。
また、世話人会の世代交替ということも、色々知恵を絞りながらやって来ておりますが、まだまだ世代交替が進まない、という状況でございますが、いま私自身思い起こせば、若い人、年配の方、老若が混ざり合って色んな意見を出して、この社友会を益々発展させて行こうということで、あまりスピードアップしないようにしようかな、というふうに今年は思っております。
健康が続く限り、世話人会の皆さんにも協力頂きまして、本社友会を益々皆さん方の為になる、また、皆さん方の心の支えになる社友会、という形で発展させて行こうと思っております。
どうか皆さん方の引き続きの御協力を、宜しくお願い申し上げます。

最後になりましたが、本年が、本日御出席の皆さん方の御健康で穏やかに心豊かになる一年になること、及び、双日株式会社様の中期経営計画の最終年度を首尾よく初期の目的を達成されんことを、心からお祈り申し上げて、私の御挨拶とさせていただきます。

ご静聴、有難うございました。
(了)