石原 啓資

 只今ご紹介戴きました、会長の石原でございます。
 皆さん方とは本年の新年会以来6ヶ月ぶり、皆さんのお元気なお姿に接しまして、大変喜んでおります。
 また本日は、ご多忙の中、双日株式会社から佐藤社長さま初め、20名の役職員の皆さま方に御出席賜わりまして、有難うございます。
 また、本年度より双日株式会社様から更なるご高配を賜り、感謝申し上げます。

 扨て、先月23日、イギリスがEUから離脱するという国民投票の結果が出まして、株、為替が大変荒れております。
 株については23日以前の状況に戻ってはおりますが、為替については100円台の前半ということで、厳しい状況が来るのじゃないかな、というふうに思っております。一般の会社のほうでも、この為替によって、業績がキビシクなるのじゃないのかな、という心配をしております。
 一方、先般の参議院選挙によりまして、与党が過半数以上の大勝をした、ということで、国民の大多数の方々が政治の安定性を求め、経済の更なる加速を望んでいるのではないか、ということで、安倍総理も10兆円近くの補正予算を組んで、デフレ脱却を一気に進めよう、ということのようです。

 ところで、前年度2015年度は商社を取り巻く環境は非常に厳しく、大手2社が赤字決算ということですが、このような環境の中で双日株式会社さんは前年比増収増益という立派な成績を収められた、という報告を受けております。
 これはほかでもなく、経営陣の皆さん方の御尽力の賜物だと思っておりまして、敬意を表します。

 扨て、わがニチメン東京社友会も、先程の総会が11回目ということで、新たな10年に突入致しました。
 我々としても、この社友会の皆さんの社交の場、親交の場として、より活用して戴けるような形で、改革をして行かなければいけない、と思っております。
 先程、皆さん方からご承認をいただきました新しい役員・世話人の皆さんを加えて、新旧交代を徐々にながら進めている、というのが現状でございます。
 まだまだ加速しなければいけないかな、というふうには思っております。

 ところで、今年の新年会で、皆さん方に我々の課題を三つ、お話した中で、二つについては、残念ながら殆どが前に進んでおりません。
 私の努力の到らんところかな、ということで、申し訳けなく思っております。
 引き続き、会員の数を増やす、また、女性の会員を増やしてゆく、ということは我々社友会の幹部といたしまして、全力で進めて行きたい、と思っております。
 本日ご出席の会員の皆さん方にも、後輩諸氏を社友会のメンバーに勧誘して戴きたい、と密かに思っておるところです。
 何分ヨロシクお願い出来れば、と思っております。

 我が社友会も、お正月の新年会、7月の総会の後の懇親会、ということで、年2回の親睦会、および、年2回の会報発行、というような形で活動を進めております。

 皆さん方と少しでも多く接触出来る機会、また、会話が出来る機会を増やしてゆきたいと思っておりまして、先ずホームページを刷新して行きたいと思っております。先般、外部の業者とも相談して、ホームページの改定を早急に行なってゆきたいと思っております。ホームページが逐次ホットな情報を皆さん方に提供し、出来れば意見箱のような形で、皆さん方のご意見を戴いて、社友会の運営に反映してゆきたいと思っておりますので、引き続き御支援、御鞭撻の程ヨロシクお願い致します。

最後になりましたが、そろそろ本格的な夏が訪れます。
 お身体に充分気を付けて、来年の新年会には又、お元気な皆さん方とお会い出来ることを楽しみにしております。
 それと、双日株式会社さんが、益々ご繁栄をされることを、祈念して、私のご挨拶とさせていただきます。

どうも有難うございました。

(了)