会長 石原 啓輔

新年 明けまして、おめでとうございます。
すがすがしい新年をお迎えのことと思います。

本日は、双日株式会社さんから、ご多忙の中、佐藤社長様ほか大勢の役員さんに御出席を賜わり、誠に有難うございます。

本年は、申年ということで、株式業界では相場が荒れるという諺がございまして、案の定、一月の四日から6日間連続下げるということで、かなり経済的に先行き不安な状況かな、というふうには思っております。
しかし、昨年12月、政府が発表しました本年の経済成長率につきまして、実質1.7%、名目で3.1%、という比較的高い数字を政府は想定しております。
本年夏には、参議院選挙。衆議院との同日選挙ということも噂されておりますし、補正予算、本年度の予算では、消費にカツを入れようという形で、かなり大盤振舞いのような予算構成がされております。何らかの期待が出来るのではないのかな、というふうに思っております。

さて、先程司会の方からお話がございましたが、本ニチメン東京社友会は、本年で10周年になります。
その10周年の間、世話人会の皆さん方には多大なるご協力を頂きまして、御尽力を賜わり、会が順調に進んで来た、ということで、この場をお借りして、世話人会の皆さん方へのご協力に敬意を表したいと思います。有難うございます。

さて、私が昨年七月にニチメン東京社友会の会長という形で、島崎前会長の後を引き継いで会長職をやらさしていただいております。
それ以来、皆さん方のご意見をお聴きしながら、この会の課題というものを見つけようと、早急に解決しなければならない課題ということで、私なりに見つけておる課題が3つ程ございます。

一つは、先程申上げた、世話人会の皆さん方が可也ご高齢になられているということで、早急に世代交代をしなければいけないな、というふうに思っております。そういうことで新たに5名 の方 に入って頂いて、徐々に若返りを図って行きたいと、というふうに思っております。
皆さん方から可及的速やかにやれ、と指示を受けておりまして、皆さん方のご協力をいただきながら、世話人会の次の10年を世話していただける方々を決めたいと思っております。
2番目の課題は、10年前に比べて会員総数が100名弱減少した、というのが実態でございます。
こう云う点で申しますと、新たな会員の皆さんを如何に勧誘するか、また、若い方々に入って頂くような運動をして行かねばばならんな、と思っております。このようなことをやりながら、この会を盛大に続けて行けるように頑張って行きたいと思っております。

最後の3番目ですが、ニチメン東京社友会の会員の女性の割合が大阪の社友会に比べて非常に低いと聞いております。女性の方々に出来るだけ多く会員になっていただけるような働きかけもしなければいけないと、そういうことを考えて会長職を全うしてゆきたいと思っております。

皆さん方の御助言、御指導を切にお願いし致しまして、この会を益々盛大に持ってゆきたい、というふう思っておりますので、ご協力宜しくお願い致します。

最後になりましたが、本日ご出席の皆さん方の、この一年のご健康をお祈りすると共に、双日株式会社の2016年業績の益々の拡大を御祈念して、私のご挨拶とさせて戴きます。

どうも有難うございました。

(了)
2016年1月20日(水) 於 双日大会議室