茂木 良夫 様

今日は。 只今ご紹介に預かりました、茂木でございます。
本来であれば社長の佐藤が本席でご挨拶をすべきところですが、本日は所用があり、私が代りにご挨拶をさせていただきます。

さて、先月の23日、双日の第12回定時株主総会を開催致しました。
その席上、昨年度の業績と新たに策定した新中期経営計画をご報告させて頂きましたが、皆様にもその一部をご報告したいと思います。

昨年度の実績でございますが、330億の当期純利益を達成するという期初目標を立て、役職員一同頑張って参りました。結果的には331億円となり、僅かながら目標を上廻ることが出来て、私共もホッとしているところでございます。
中期経営計画では、先ずは財務体質を強化する、ということをこの10年間の至上命令としてやって参りました。お陰様で、この3年の間でも2,000億円以上の自己資本が積み上がり、現在の自己資本は約5,500億となりました。
この強固になった財務体質に基づき、今回の新中期経営計画では攻めに転じよう、という方針を立て、今後3年間の投融資では、前回の中期経営計画よりも倍増する3,000億円を新規の投融資計画として挙げております。
また、当期純利益では、最終年度600億円を目標としており、株式配当も従来の配当性向20%に5%上乗せした25%を達成して、株主の皆様のご期待に添いたいと考えておりますので、社友会の皆様からも宜しくご支援を賜わりたいと思います。
世界情勢を見ますと、エボラ出血熱あるいはロシアのクリミア侵攻等の問題が発生し、これらが落ち着くかと思うと今度はギリシャ危機、あるいは中国株の下落と、次から次へと大波小波が押し寄せて参ります。役職員一同これらの問題を乗り切って、皆様と共に利益達成の喜びを分かち合いたいと思いますので、宜しくご支援の程お願い申し上げます。

最後になりましたが、先程の石原次期社友会・会長からのご挨拶にもありましたように、ここにきて猛暑日が続いております。 本日ここにお集まりの皆様のご健勝とニチメン東京社友会の益々のご発展を祈念したしまして、私の挨拶とさせていただきます。どうも有難うございました。

(了)
2015年7月14日(火) 於 双日大会議室