民放テレビには良い番組が沢山ある。
そういう番組を実は見たいのだが、近頃どうしても見ることが出来ないでいる。
その理由となっているのが「テレビ・コマーシャル」だ。
コマーシャルの中で、英語まがいの単語や、その間違ったカタカナ表記や、間違った発音を堂々と喋っているのが多すぎて、不愉快極まるからだ。
加えて、このようなコマーシャルは、「小学校低学年から英語教育が必要だ」との風潮になっている今の時代に、英語を習い始めた子供達に害毒を流してることと同じなのだ。

以下、愚生が気づいた具体例を、いくつか列挙する。
広告主・広告制作者・テレビ局、全てに対して猛省を促すと共に、即刻訂正願いたいと思っているものである。

*「Indeed」(転職斡旋会社?)・・・・
発音「インディー」。(語尾、日本語の「ド」のまま、わざわざ強調して発音してる。)
・・・→ 本来の英語は「インディー」だ(「ディー」を強く、「ド」は軽く。)
*「PRIOR」(化粧品会社?)・・・・・
わざわざ「プリオール」と仮名を振っている。
せめて、英語風に「プライアー」と振って欲しい。
*「モアリッチ」・・・・
これでは零点だ。初級の英語で叩き込まれたのが、 rich, richer, richest だ。
*「Boat Race Derby」・・・・・
「ボートレース デービー」と、大声で発音してる。
「デービー」とは何だ!! あの有名なDerby: 本来の英語は「ダービー」だ。
*「Be the Change!」・・・・これ意味不明!

(脚注)昔からの「カタカナ言葉」については、ここでは不問に付する。
(長年の間に定着して、ほぼ「日本語」となっているから。):
(例)・コーヒー(←coffee) ・ガラス(←glass) ・コップ(←cup) ・ビール(←beer)

以上、お読み下さった会員諸兄姉、如何でしょうか?

(おわり)