1.中曽根康弘元総理のご家族と和敬塾·日綿実業の貴重な幹

去る2019年11月29日、中曽根康弘元総理101歳死去の一大ニュースが世界を駆け巡り、全世界がその偉業を偲びました。
中曽根元首相が逝去される27日前の昨年11月2日夜、有難くも小生は大学時代三年間在籍した「和敬塾」特定仲間三名と協力女性二名と共に東京都内の某会員制クラブにて前川昭一(国際ロータリー日本ガバナー会議元議長。前川製作所元社長 etc92歳)とその長女で中曽根家へお嫁に行かれた中曽根真理子(旧性前川真理子)及びその兄の前川喜平氏(元文部科学事務次官)をも交え、前川、中曽根家より異例内密の特別招待の栄に浴することが出来た。更に、来る2020年11月(日時未定)にも再度の同メンバーによる内密招待を頂戴しております。 (不測のコロナ災禍により延引)

中曽根康弘元総理ご家族と和敬塾 日綿実業の貴重な絆 中曽根康弘先生と野上ハナエ 日綿実業‘野上繁29歳ペルー赴任前一 1965年ごろ中曽根康弘元総理ご家族と和敬塾 日綿実業の貴重な絆 中曽根康弘先生と野上ハナエ 日綿実業‘野上繁29歳ペルー赴任前一 1965年ごろ

  • 長男嫁・真理子様から五十三年前のこの写真を見せられ驚愕の中曽根元総理百歳2018年7月①
  • 長男嫁・真理子様から五十三年前のこの写真を見せられ驚愕の中曽根元総理百歳2018年7月②
  • 長男嫁・真理子様から五十三年前のこの写真を見せられ
    驚愕の中曽根元総理百歳2018年7月②
  • 前川昭一様-中曽根真理子様歓迎 高松山中隔れ家「山」 2018.6.10 和敬塾塾友会四国支部 野上繁・渡辺優・平見勇雄・中村進前川昭一様-中曽根真理子様歓迎
    高松山中隔れ家「山」 2018.6.10
    和敬塾塾友会四国支部 野上繁・渡辺優・平見勇雄・中村進
  • ニチメン大阪社友会 佐武サポーター 左より松村信男・辻井準一 吉本邦晴・野上繁・佐武博司ニチメン大阪社友会
    佐武サポーター
    左より松村信男・辻井準一
    吉本邦晴・野上繁・佐武博司
  • 2019年11月2日 赤坂Ark Hills Club 佐武博司著「チャレンジド魂」と共に
    前列右より平見勇雄・中曽根真理子・前川昭一・野上繁
    後列右より前川喜平・中村進・渡辺優・樫原美和・三野暉子・三條亜紀子

ここに摩詞不思議な上記写真をご覧頂きましょう。トップの一枚目は「青年将校」と われた若き日の中曽根康弘先生に中年女性が侍り、写真の上部の説明書きは、 「和敬 塾南寮昭和35年卒、日綿実業入社昭和35年ハナエ長男。野上繁29歳ペルー赴任一年前」とある。日付は1965年昭和40年頃となっている。和服中年女性は偶々小生の母親で当時、徳島商工会議所婦人部長としての立場から科学技術庁長官として徳島自衛隊記念式典にご来駕の中曽根先生のご接待を仰せつかったものと見られる。母親は中曽根先生に対し「ウチの息子、繁が日綿実業の南米ペルー駐在員として来年赴任が決まりました!」とさぞ自慢げに余分なことを言ったに違いない。そして爾来実に53年の歳月が流れる。
次の二枚目、三枚目写真は、何と、一昨年の2018年7月、御歳100 歳になられた元総理は、長男弘文氏(現参議院議員、元外相)の嫁の中曽根真理子さんから53年前のこのご自分の写真を突然見せられて仰天。元総理は「実に奇遇だね」(万里子さん)と言わ れ、その瞬間を真理子さんの粋なお計らいでの撮影に天下の元総理閣下が快諾応じてくださったのがこの写真。これが真理子さんから楽しいお便りと共に送られて参り爾来門外不出の宝として今日に至る。『 賜りました御母上様との写真を父に見せまし たら「それは奇遇だねえ」と喜んでおりました。お陰様で年なりに衰えは多々ございま すが、週二日程は事務所へ出まして元気でございます。ご厚情に感謝申しあげます』 (中曽根真理子様お手紙原文のまま抜粋。平成30.720付)
水茎のあと麗しき直筆達筆のこのお手紙の中で真理子さまは更に、実父の前川昭一さん(91歳当時)も皆様のお陰でとても元気であること、文中に日綿実業ベルー時代のことも言及され、また現参院議員弘文氏夫人として、ご長男康隆氏(現衆議院議員)の母としてもご多忙の中で頑張る真理子様の心意気も感じられ実にうれしいことでありました。敬愛する前川、中曽根ご一家との接点の場で昔も今も何かと話に出て来るのは「日綿実業、ニチメン、双日」であり、決して他の商社が話題に上がることはない。

2.前川、中曽根家へ 「ニチメン佐武博司リハビリ頑張り物語」を報告。

一昨年の2018年6月10日、われわれ和敬塾を卒業した四国支部塾友四名と協力女性二名は和敬塾塾長前川昭一様と中曽根真理子様を高松山中の粋な隠れ家「山」並びに高松「郷屋敷」へご案内し、両場所にて貴重な懇親の一時を持つことが出来た。 この時の準備舞台と協力女性二人による洗練されたソフト接遇は一級品であり世界を知る昭一様 真理子様含め我々一同が感じた爽やかな謝意は今も消えず。しかし昭一様真理子様と共に全員の印象が最も強かったのはその時の全員の相互の懇親会話報告内容の重みと楽しさでありました。小生報告に絞れば何故か後半は「ニチメン佐武博司リハビリがんばり物語」に絞られ、これに同席の和敬仲間も昭一様真理子様も身を乗り出し御傾聴賜る結果となった。佐武さんの頑張りに感銘を受けた小生のつたない報告に一同がかくもご理解下さったことは小生の大きな喜びでありました。
この2018年6月10日「山」での懇談時に小生が同席全員にお渡しした佐武資料は、「わがリハビリ(2017年7月)」「小浜小学校講演記録(2018年7月)」。更に2 019.11.2東京赤坂 Ark Hills Club でのお招きに当たりては、下記資料を事前送付:
(お届け先:中曽根元総理へ(真理子様通じ)。前川昭一様、前川喜平様)

  1. 1) 野上からの佐武博司氏横顔説明書及び佐武博司氏より元総理、昭一様、喜平様への挨拶状(この中で中曽根元総理の東大、代議士時代通じての最大の親友、早川 崇代議士(和歌山出)の小学時代の恩師、佐武孫八郎の息子が佐武博司でありた奇縁報告の佐武博司書信添付)
  2. 2) 橋昌平編著「早川崇 その生涯と業績」中の部分コピー(A4 班21枚) 野上手配(この中に中曽根康弘、早川崇ご両人の親密度を報ずる写真、記事極めて多し)
  3. 3) 佐武博司渾身の力作著書『チャレンジド魂』の全員宛謹呈。 ☆本書はこの時点で麻里子様より中曽根元総理の下へ。

3.OB 友愛組織としての「ニチメン大阪社友会」の誇り

ご存知通りこれ以上なき厳しい身体事故逆境の中でこれまでリハビリで復帰に頑張ってきた佐武博司氏の横顔は、『日綿実業(ニチメン)現「双日」昭和33年入社。大阪市大卒。65-71年米国 New York 79-81年 Nigeria Lagos 駐在。退職後に人財紹介会社サブスリーコンサルテイング経営中の2012年に頸髄損傷の突発事故により重度の両手足麻痺。爾来、医療医師、関連介護施設の全面協力と本人の強い意志によりリハビリ苦闘結果、要介護5より1へ奇跡的復活。現在、新兵器相棒ロボットウオーカーの助力を得て完全復活へ懸命の日々』。ここで最大の支えとなったと思われるのは、

①に佐武氏天性のCharacter(性格)

②に戦後復興への厳しい時代を海外駐在の舞台で職務全うした自信とキャリア

③に自分を今も支えてくれる豊かな家庭環境。

この3点が結実した自然結果として「ロボットウオーカー」に巡り合う幸運に恵まれ、今日の意欲の毎日に至る。この上記一つでも欠ければ意欲の今日はあり得ず、これは佐武博司という男の「人生総合力の勝利」と小生は考えます。

『ニチメン大阪社友会のサポーターの存在』:

佐武氏を含む我々は大阪社友会(会長、岡崎謙ニ、会員数485名)及びニチメンアメリカ会(会員数60名)会員でもあり、これに仲間組織、同東京社友会(会長、石原 啓資、会員数456名)が繋がる。逆境で今なお頑張る佐武さんの姿に感銘を受けた我々五体満足の生き残り企業戦士シニアは自然発生的に「佐武サポーター軍団」(写真)を結成、このメンバーたちが更に平均年齢84歳の老剣士「とくしま阿波踊り出陣2019七人の侍」(辻井準一、松村信男、吉本邦晴、野上繁、山口秀夫、小上馬昭雄、岡崎謙二)へと発展した。 (大阪社友会会報 No.25 2019NOV。)常に我らが敬愛する隊長の辻井準一大先輩は何と前川昭一様と同年齢92歳を誇る。これも何たる嬉しき奇 縁でありましょうか。これら現状の全ては来る2020年晩秋の東京懇親の席で前川、中曽根ファミリーへも自動的に報告される。中曽根家の中曽根弘文氏(現参議院議員、元外相)及び長男の若き中曽根康隆氏(現衆議院議員)にも有難い繋がりが拡がることになりましょう。このように、ニチメン企業戦士、佐武博司氏の頑張りに感銘を受けた我々に和敬塾の絆が取り囲み、それを暖かくご理解賜る前川、中曽根ファミリー。これら要素の集積が起爆剤となって更なる新たなご縁に繋がることは感謝すべき人間愛の物語だと思えてならない。現世は世界中が我々の在籍した日綿実業一ニチメンの時代からは何もかも模様変りの時代になって、参りました。それだけに往年の我々企業戦士生き残りは、生ある限りご縁と仲間を大切にし、手を取り合って人生稼業を貫きたいと思います。『縁は大切だよ。人間、ご縁を大切にしなければいけないよ』(中曽根康弘)

注)和敬塾について
「和敬塾」については Yahoo 「和敬塾」を検索してください。
大学が異なる塾生同士の切磋琢磨、裸の付き合いは若き日の自己鍛錬の場としては最高の環境である。最近は各大学個別の大学寮の建設が相次ぐがこれだと同じ大学の学生ばかりに偏りスケールの大きな視野の広い人物が育ちにくい。異なる大学を出たもの同士 の交流の重みと成果は卒業後何年もの歳月を経て益々発揮されるようだ。今季のわれわれ四人も大学はそれぞれに異なる。(東大、早大、 東外大、London大)。これらの観点 よりも各位ご親戚、ご子弟スジの入塾を特に推薦する次第。なお、わがニチメン大阪社 友会会員、米田信一氏のご子息、精一郎君(早大)も和敬塾出身者として活躍中である。 前川昭一氏(現在92歳)は和敬塾創業者、前川喜作氏の長男。1955年和敬塾設立当時の揺籃期より前川製作所事業経営の傍ら和敬塾理事長、塾長 として長年に亘り大活躍され御体も実に健康。博学多才加えその温かい人柄は我々和 敬塾卒業生5000名に今も圧倒的人気。昨年の2019年春に塾長を引退されるも 我々のだれもが今も「塾長」と呼び慕う。 (前川製作所元社長。 朝霧ジャンボリーゴル フクラブ理事長。国際ロータリー日本ガバナー会議元議長。志村産業取締役会長 etc 要職多数) おわり