会長 石原 啓資

新年明けましておめでとうございます。
ただいま、ご紹介いただきました会長の石原でございます。
本日はお寒い中、かくも多数の皆様方にお出席賜り誠に有難うございます。
お元気な皆様方と新たな年を迎えられ、誠に光栄でございます。
また、本日は年始のご多忙の中、双日株式会社様から藤本社長様はじめ、多数の役職員の皆様方にご出席賜り、心より御礼申し上げます。有難うございます。
さて、世界に目を向けると経済は好調に推移し、欧米では金融緩和からの出口を模索している様子が伺えます。然しながら、日銀は表向き金融緩和を継続する姿勢を崩していません。本年は日銀の出口政策で振り回される懸念を危惧しているところです。また、米国トランプ大統領の言動から北朝鮮問題、中東問題が懸念されています。一方、働き方改革として量から質への転換、我々のモーレツサラリーマン時代の考え方は全く通用せず、つまりホワイトカラーの生産性向上が課題になり、人口減少化を迎えAIを活用して単純労働の機械化が進められています。メガバンクでは向こう5~10年かけて大幅な人員削減が公表されています。仕事に対する新たな取り組み方が強く問われる時代になったと感じております。
双日株式会社様も時代の変化を先取りして着実に手を打たれていることと信じています。
本年度最終純利益は500億円を超過達成し、現在の中期経営計画当初目標の600億円に出来るだけ近づけるという気概をもって経営に邁進されているともお聞きしています。役職員皆様方のご尽力の賜物と敬意を表します。出来れば株価も順調に高くなることを期待しています。
さて、本年は戌年でございます。12年前の戌年にこのニチメン東京社友会が設立されました。皆様のご支援のお陰と改めて感謝申し上げます。
この社友会の設立準備段階から従事していただきました、長谷川副会長様、倉又副会長兼世話人代表様から昨年、健康上の理由で副会長及び世話人を辞退したいとのお申し入れがありました。昨年12月の世話人会で議論させていただき、お二人のこれまでのご貢献に敬意を表し、お申し入れを全会一致で受けさせていただき、新たに副会長兼世話人代表として大山現監事様にご就任していただくことになりましたので、この場でご報告させていただきます。
会員の皆様へお約束している、世話人会の次世代へのバトンタッチはまだ道半ばですが、着実に進んでいます。然し実態はまだ世話人が不足している状況です。世話人へのご参加をこの場をお借りしてお願い申し上げる次第でございます。またホームページ刷新に就きましてもこの後、担当から詳しくご紹介させていただきますが、「ふれあい広場」を新たに設け、会員の皆様から情報を発信していただける窓口を設けました。ぜひご活用していただき、会員間の交流の場を増やしていただければ嬉しい限りです。
この社友会が、会員の皆様方の心の支えになり、ますますお元気で長生きをしていただければ、世話人会としても遣り甲斐を強く感じる次第です。
最後になりましたが、会員の皆様がご健康で本年お過ごしになられること、及び双日株式会社の益々のご発展を祈念いたしまして、私のご挨拶とさせていただきます。

ご清聴ありがとうございました。

(2018年1月18日 11:30~13:30 本社21階)