明星をかざして枯木凛と立つ 
蒼天へ南天紅葉捧げけり
次世へとつながる余生寒椿
愛想なき隣家の犬や白木蓮
木の芽風切って散策八千歩
うぐいすや里に住みつき欲しいまま
寺の池静の舞の四ひらかな
「かがやき号」トイレも光る錦秋路
ボタン押し降り立つ駅や風の盆
風に舞い白鳥ならんむくげ哉
注:7句目の「四ひら」は紫陽花の別称で正しくは草冠に白へんに巴と
  書く特に額紫陽花に代表される紫陽花の表現に向く。